白髪染め

『カラーリングと白髪染め』 どっちで染める?

2017/03/20

カラーリング 白髪染め

チラホラ白髪が生えてきたし、カラーリングと白髪染めどっちで染めようかと悩んでいるということはございませんか?カラーリングと白髪染めは全く別物です。

そう、正反対なんです。どこが違って何に気をつけなければならないかの?美容院で染めるのと自宅で染めるのとどこが違う?今回は、カラーリングと白髪染めの真実をお伝えします。

1. 髪を染めるメカニズム?

髪を染めるには4つの方法があります。

その1つはアルカリ性酸化カラーといい、美容室、自宅などで染めるカラーリングや白髪染めです。1液で脱色し、2液で着色する方法で、染める直前に1液と2液の薬剤を混ぜてから髪の毛にその混ぜた薬剤をつけて染めていきます。

毛髪一本一本はキューティクルと呼ばれるウロコのようなものに覆われていて、そのキューティクルが開いた状態で染料が髪の中まで入っていき染まりやすく、また、紫外線による退色も起こしにくく染まった状態が長持ちします。

しかし、薬剤が強いので髪の毛が傷む原因になっていて、髪、頭皮にダメージを与えます。

2つめはヘアマニュキュアと呼ばれる染め方です。ヘアマニュキュアは化粧品でアルカリ性酸化カラーと大きく違う点は、ジアミンという色素を髪の中へ導く成分が含まれないことです。

このジアミンはアレルギー体質の方や肌のデリケートな方には危険な物質で、それが含まれないことが大きなメリットでもあるのです。

しかし、染料が髪の表面にのっているだけなので、色持ちは1ヶ月ほどしかありません。

髪の傷みはアルカリ性酸化カラーほどではないので、1ヶ月の一度ヘアマニュキュアをすれば好みの色に髪の毛を染めることができます。ヘアマニュキュアをしてからその後のパーマがかかりにくいので、パーマをかけてからヘアマニュキュアをすれば大丈夫です。

3つめに塩基性カラーと呼ばれる今流行りのカラートリートメントがあります。髪の毛のキューティクルを開かずに薬剤を浸透させるので、髪の毛や頭皮に優しい反面、髪の毛の中まで染まるのに何度もカラートリートメントを行わないと染まらないといったことが起きます。また、色が抜けやすいのもデメリットです。

4つめは伸びた髪の毛だけを染める方法でリタッチと呼ばれています。アルカリ性酸化カラーで染めていて、伸びた髪だけをリタッチで染めていけば頭全体を染める費用と時間を節約でき、またジアミンによる健康被害のリスクも最少に抑えられます。

この4つ以外にもう一つご紹介したいのが、部分染めです。染めたい部分の髪の毛だけを染めるというものです。メッシュといわれるような染め方ですね。頭髪にアクセントをつけたいときに用いられます。

2. 白髪染めは医薬部外品?

白髪を染めるために作られたアルカリ性酸化カラーですが、1液で脱色する過程が白髪を染めるにあたり不要ですので、1液のブリーチ剤が多く含まれていません。2液の染料が多めに含まれているように調合されています。

これは白髪と黒髪を同時に均等に染めるために染料の濃度が濃く、髪の毛を染める力が高いことを表しています。また、髪を染める間隔は個人差があるものの1ヶ月以上もしくは2ヶ月ほど開けることが望ましいとされています。

なぜかというとジアミンが含まれている点と髪の傷みがひどいからです。ジアミンによるアレルギー反応やかぶれで被害は5年間で1,000件以上に上っています。アレルギー体質は徐々にそうなるのではなくある日、突然発症します。

頭皮や顔周りにポリポリと手がいきなぜか痒い。1日、2日と時間の経過とともにドンドンその症状はひどくなり、顔が健康の時の顔の1.5倍くらいに腫れあがり、目もやっと開けられるほどにまでなり、ようやくなんかおかしいと思うに至るのです。

病院で告げられた病名は接触性皮膚炎。アレルギーの原因を探るため時間の経過とともに最近の出来事を医師に説明し、判明した原因は白髪染めでした。4型アレルギーという遅延型アレルギーでゆっくりとアレルギーが進み、そして爆発するのです。

ちなみに、じんましんは1型アレルギー、アトピー性皮膚炎は1型+4型のアレルギーと考えられます。

白髪染めは色素のない髪を染めるだけだから、髪へのダメージは少ないとお思いの方も多いのではないでしょうか?

ところが、白髪染めは普通のカラーリングと同様に髪にダメージを与え、カラーリングと違い今月は少し白髪染めを中止しようということができない場合が多い分、髪は傷みやすいといえるのです。

そういう時は、リタッチを使って伸びた髪だけを染めてみましょう。リタッチを3回ぐらいして、次に頭髪全体を染めれば、費用も時間も抑え髪や頭皮の健康もある程度守ることができます。

皮膚にカラーリング剤白髪染め剤をつけて皮膚の反応を見るパッチテストは、面倒でもしましょう。いつアレルギーが出るかわからないですから。

3. カラーリングとヘアカラーとおしゃれ染めは医薬部外品

カラーリングもヘアカラーもおしゃれ染めも同じもので、黒髪を染めます。黒髪用ですので、白髪はきれいに染まらず、明るいおしゃれな色と思われている色を選ぶほど、1剤の黒髪を脱色するブリーチ剤が多く含まれています。

ブリーチ剤には、メラニン色素を取り除くために過酸化水素水が入っていて、メラニン色素を抜きつつキューティクル自体をも取り除いてしまいます。結果、髪の毛が大変傷んでしまうのです。

ブリーチ剤が多く配合されているのがカラーリングで、髪を染める染料が多く含まれているのが白髪染めということになります。白髪がチラホラのときはカラーリングでごまかせても、白髪が多く目立つようになってきたら、白髪染めを使う方がきれいに染まります。

4. 美容院に行って、言ってはいけない一言とは?

「最近、白髪が目立ってきて・・・」中年以降の女性の間では天気予報の話と同じような世間話の一つなのですが、これを美容院でいうと、大変なことが起こります。

これを聞いた美容師の方は「白髪を目立たなくしないといけない。」と思ってしまいます。チラホラ白髪でまだまだ、おしゃれな明るい色に染めたいと思っていたにも関わらず、染めあがりは、真っ黒になってしまうケースがあります。

ですから、美容院では「最近、白髪が目立ってきて・・・」は禁句です。自分の好きな色にカラーリングをしたいとお思いなら世間話はやめて、白髪のことは少しの間、忘れましょう。

日本人の髪質はカラーリングをすると赤茶色のような色が出やすく不自然に目立ちます。最近人気な色はこれを打ち消してくれるアッシュ系カラーです。

また、美容院でするカラーリングや白髪染めと自宅でするカラーリングや白髪染めの薬剤は同じものです。違いは美容院で行う場合は個人に合わせて調合できる点で、市販されているカラーリングや白髪染めは不特定多数の個人が使っても染まるように強めに調合がされている点です。それぞれカラーリング、白髪染めの結果がいいように薬剤が調合されているのです。

5. ブラウンに憧れる黒髪?

美容院において、白髪染めは濃い、暗い、重い色というのが基本のようです。しかし、どうしても憧れるブラウンという色。

美容院で染めた直後は真っ黒でも時間の経過とともに、ダークなブラウンになることもあります。これは、紫外線による退色などが影響して、髪の色が変わることもあるからです。

しかし、ブラウンの白髪染めがあるといいなと思ってしまいますよね。自分で白髪染めを行い、白髪はブラウンに染まったのに、黒髪がブラウンに染まらない場合は、何回か繰り返して白髪染めをすれば、黒髪もブラウンになります。ただ、だんだん少しずつしかブラウンの髪の毛の色にはなりません。

6. 紅茶でカラーリング、白髪染め?

紅茶でカラーリング、白髪染めができることを知っていましたか?日本人特有の少し黄色みがかった白髪を少し暗い灰色にしてくれるのです。「結構いい」「白髪がダンダン目立たなくなってきた」とか、「生え際の白髪が目立たない、それに紅茶だから髪自体も傷まない」と好評です。

紅茶にはメチオニン、システインなどのアミノ酸が豊富で、冷まして容器に入れ、頭皮にそれをスプレーすると頭皮の血行がよくなり、頭皮、髪に元気が戻ります。

紅茶に含まれるタンニンはタンパク質と結合しやすく、傷んだ髪の毛を修復します。白髪染めの後、紅茶液で髪の毛にサッと流すと染めた色が際立ちます。また、紅茶に含まれるカフェインは頭皮を引き締める効果があります。

①紅茶ティーバッグ3袋とお湯500CCをお鍋にいれて、煮出します。
冷めたものを容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。
髪、頭皮へスプレーし、頭皮をマッサージします。

②保存しておいた紅茶液をシャンプー後に髪の毛にかけます。
もしくは、洗面器に入れ髪の毛を浸します。
放置時間は30分でその後すすぎます。

紅茶白髪染めの効果は1週間程度です。紅茶で白髪染めの上記レシピはあくまで一例ですので、ご自分でアレンジをしてみてくださいね。

おわりに

カラーリングと白髪染めについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

日本人はブラウンの髪の色に憧れを抱いている方も多いです。自分の好きな色に髪をカラーリングすることは、身だしなみの一つになってきています。

今回ご紹介しましたカラーリング、白髪染めの方法を参考に、是非、自分なりのおしゃれな身だしなみを実践していってみてくださいね。


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