白髪の改善と対策

白髪のメカニズムを教えて!知れば見えてくる改善方法とは!?

2017/03/26

白髪のメカニズム

朝、出かけに鏡の前で身だしなみチェックをすると、服はきまっているのに髪の分け目に白髪がキラリ。『もう!どうして白髪なんか!』と、テンションがいっきに下がってしまいますよね。

白髪は美容院で染めてもすぐに目立ってくるし、自宅で染めても染めムラが気になります。そこで知っておきたいのが白髪のメカニズムです。どうして白髪がはえてくるのかを知って、改善方法を見つけたら、もっとおしゃれをして外出するのも楽しくなりますよ。

1. 白髪のメカニズム

どうして白くなっちゃうの?まずはそんな白髪のメカニズムを知ることから始めましょう。はえたての髪の毛はみんな白いって知っていましたか?

髪の毛は伸びる段階でメラニン色素により色づきます。そう、あのシミの原因ともいわれるメラ二ン色素は、きれいな髪色には欠かせない働きをしているのです。このメラニン色素が正常に生産されないと髪に色がつかず、白髪になるのです。

2. メラニン色素はどうやってできるの?

メラニン色素はメラノサイトという色素細胞で生産されます。メラノサイトにチロシナーゼという酵素が作用するとメラニン色素ができるのです。年齢を重ねると、このチロシナーゼの分泌量が減ったり、機能が低下したりしてメラニン色素をつくりづらい毛根環境になってしまいます。

この機能の低下は、なにも老化によるものだけではありません。若い女性に多くみられる無理なダイエットや不規則な生活、病気によっても引き起こされます。白髪のメカニズムを探ると、髪先だけでは解決されない問題が浮かび上がってくるのです。

3. 白髪の原因

白髪のメカニズムは複雑なもので、その原因は様々です。どんなものがあるか見ていきましょう。

『老化による細胞や酵素の減少・機能低下』『栄養不足』『生活習慣の乱れ』『ストレス』『病気』

これらが主な原因とされています。つまり、身も心も健康であれば細胞や酵素が活性化されてメラニン色素が量産できるということです。自分に該当することをひとつずつ改善していけば、白髪の発生を抑えられるかもしれません。

4. あなたの心と身体は疲れ気味?

①老化による細胞や酵素の減少・機能低下

年をとると、毛根部の機能が低下してチロシナーゼの量が減り、メラニン色素をたくさんつくれなくなります。

②栄養不足

髪の毛は生命への影響が少ないため、栄養補給は後回しにされます。ただ、それが不足してしまうと増えるのが白髪のメカニズムです。この栄養不足を改善するには2通りのアプローチが必要です。

『栄養を届ける側を改善』⇒体の血行を促進し、栄養を毛根に届ける。
『栄養を吸収する側を改善』⇒毛乳頭からのスムーズな栄養補給を促す。

程よい運動をして血流を良くし、食事やサプリメントをバランスよくとって頭皮環境を整えましょう。

③生活習慣の乱れ

運動不足や喫煙、偏食はいずれも血流を妨げ、毛根に酸素や栄養が届きづらくなり、機能を低下させてしまいます。

また、睡眠不足は自律神経に異常をきたし、心と身体のリズムを崩しかねません。すると新陳代謝の低下や血行も悪くなってしまいます。成長ホルモンが多く分泌されるといわれる22時~2時の間はできる限り睡眠をとるようにしましょう。

④ストレス

ストレスをためこむと自律神経の乱れにつながります。白髪の気にしすぎも要注意ですね。

⑤病気

病気や薬の副作用で白髪がはえてくる場合があります。

健康な人でも、1日に約50本の髪の毛は抜けていきます。この際、メラノサイトまでも毛髪について無くなってしまうのです。健康な頭皮であれば、次の発毛時に無くなってしまったメラノサイトも再配置され、問題なくメラニン色素がつくられます。ここで再配置がうまくいかないとメラニン色素がつくられずに白髪になるというメカニズムです。

メラノサイトは『色素幹細胞』でできています。この幹細胞がDNAを損傷し、修復できずに自己複製をやめて分化だけするようになってしまうと、その数が激減していくという研究結果が近年報告されています。これが白髪のメカニズムに関係しているのではないでしょうか。

まず頭皮を強い紫外線から守り、色素幹細胞のDNAを傷つけないように気を付けましょう。そしてメラノサイトの活性化を促し、発毛時にすぐ再配置されるような環境づくりが大切です。

5.食事を変えたら白髪が減る?

美しく健康な髪の毛をつくるためには、白髪のメカニズムを理解したうえで、頭皮環境を整えるのに適した食生活を意識したほうがいいでしょう。おすすめしたいのはヨード、チロシン、亜鉛や銅などのミネラル、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンEなどの栄養素を含む食品をまんべんなくとることです。

ヨード:細胞の成長を助けてメラノサイトを活性化してくれます。(海藻類/魚介類)

チロシン:メラニン色素の原料となります。(豆類/魚介類/果物/乳製品)

銅:チロシナーゼの働きを促進するミネラルです。体内で合成するのは無理なので、食べて摂取するしかありません。チロシンと合わせてとるようにすると、より効果的でしょう。(豆類/魚介類/果物/野菜/穀物)

食事の時間を規則正しくし、なるべく食品添加物の摂取を避けて、自然の食物を毎日の食事に取り入れましょう。お肉はとり過ぎると毛穴が皮脂で詰まったり、血管が詰まって血流を悪くする原因となるので、野菜中心の献立をこころがけましょう。

食事以外にも、質の良い十分な睡眠をとったり、禁煙したり、頭皮にダメージを与えるきついパーマや髪染めを避けると、良い結果を得られるかもしれません。

6.白髪のメカニズムで解った!改善方法!

白髪は染めても、染めてもすぐに伸びたり、色落ちしたりと本当に厄介ですよね?白髪のメカニズムを学んだところで解ったのは、『血行促進が白髪撃退の糸口になる!』ということです。

血流を良くすると栄養素が全身に行き渡り、頭皮の細胞や酵素も活性化します。当然、メラニン色素の生産も安定して、白髪の予防になります。つまりは『健康な身体づくり』をすればいいのです。

おわりに

今までは、忙しい家事と育児の合間に美容院に行く余裕もなく、はえてしまった白髪をどう隠すかで悩んでいました。白髪が目立つといっきに老け込んだ印象になるので、息子の保育園の送り迎えには帽子が手放せませんでした。

でもこれからは、身体の内側から健康になることで、白髪の原因を根本から解決していこうと考えています。もう白髪染めの手間とストレスから解放されるかと思うと、また白髪が減るかもしれませんね。


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