白髪の原因

白髪はなぜできる?7つの理由とは!?

2017/03/26

白髪はなぜできる

白髪はなぜできるのか、原因は謎に包まれているといってもいいくらいです。それに髪の毛が生命にさほど影響を与えないから研究もあまり進んでいません。

一般的に白髪は老化によるところが大きいといわれていますが、突然の病気などでも白髪になることはあります。今回は、気になる白髪はなぜできるのかを突き詰めてみました。

1. そもそも白髪の原因は?

白髪はなぜできるのか?白髪になる直接的な原因は、髪の毛を黒くする色素であるメラニン色素をつくるチロシン(18種類のアミノ酸の一つ)の不足が挙げられます。また、毛母細胞の隣にあるメラノサイト(色素細胞)の機能低下によるメラニン色素の生成不足もあります。

どんな人でも髪の毛が生えた瞬間は白髪で、そこに一瞬に色をつけるためメラノサイトから黒い色素を注入して黒髪が誕生します。つまり、髪本体と髪に色をつける2つの機関があり、髪に色をつける機関(メラノサイト)が弱り、色をつけることができなくなり、髪本体だけが伸びることで白髪が誕生します。

メラニン色素の原料は18種類のアミノ酸の中の一つチロシンです。チロシンが黒髪の黒色の元でメラノサイトではチロシンをチロシナーゼという酸化酵素により褐色のメラニン色素に変えていきます。

チロシナーゼが効率よく働くにはミネラル成分である銅が必要で、銅が不足すると正常にチロシナーゼは働きません。チロシンと銅は黒髪を生成するうえで必要不可欠で、最近では、白髪のできる原因の一つにミネラル成分である銅の不足が挙げられています。

黒い髪を漂白する過酸化水素の蓄積
過酸化水素といえば漂白剤を思い浮かべますが、活性酸素として過酸化水素は体内で毎日作られているのです。呼吸によって酸素を取り入れ、酸素の一部が活性酸素になり、4種類に分類された中の一つが過酸化水素なのです。

この過酸化水素は人間が持つ酵素で分解されて無害になるのですが、老化により酵素が少なくなってくると分解できずに体内に溜まってきます。髪の毛は体内に溜まった毒素を排出する機関でもあるので、毛包もしくは毛幹に溜まり黒髪を漂白し白髪となるわけです。

・黒髪を作る成長ホルモンの分泌不足

成長ホルモンの分泌は子供が成長するときに分泌されると思いがちですが、大人になっても分泌量が減るだけで成長ホルモンの分泌は続いています。

成長ホルモンの分泌は年齢と反比例するかのように20歳を100%とすれば30歳後半で25%、50歳に達すると12%ぐらいにまで減少します。白髪はなぜできるのかは成長ホルモンの分泌量が減ったことが原因の一つといってもいいかもしれません。

白髪は植物のように先端が伸びていくわけではなく、毛根から毛母細胞の細胞分裂で髪の毛が下から伸びていくのです。白髪染めをしている方で髪の毛根部だけ白髪になっている方をよく見かけますよね。

白髪は17型コラーゲンの減少によるものと明らかになったばかりですが、17型コラーゲンが不足すればメラノサイト(色素細胞)の元になる細胞が少なくなり、メラニン色素を作ることができなくなって白髪ができるのです。

白髪はなぜできるのかについては、いくつもの要因が重なり合って影響を及ぼしたと考えられていますが、老化が関わっていることは間違いなさそうです。

1つの毛穴から2~3本の髪の毛が生えていて、目立つ白髪を抜くことは周りの毛根や同じ毛穴に生えている髪の毛を傷つけています。抜いてばかりいると髪そのものが生えてこなくなることもあるので注意が必要です。

2. 白髪ができる7つの理由

白髪はなぜできるのか?白髪になる原因は分からないことが多く、加齢、髪の毛の生え変わり、髪の毛の成長期間、病気にかかったときなどは白髪になることがよくあります。

では、ここで白髪ができる7つの理由をみていきましょう。

・加齢

老化による白髪の発生。

・髪の毛の生え変わり

髪の毛は個人差があるものの、4~6年で生え変わり、このとき白髪になることが考えられています。加齢などで衰えたメラノサイトが髪の毛の生え変わりで毛母細胞からなくなるというものです。

・髪の毛の成長期間

髪の伸びている間に徐々に白髪になるときがあるとしています。加齢などの影響でメラノサイトの活動が衰え、徐々に髪の毛の色素が少なくなっていくというものです。

・ある日、突然

病気などでメラノサイトが活動を急停止したときなど、白髪になることがあります。慢性胃腸疾患、マラリア、貧血症、甲状腺疾患、脳下垂体機能低下症、尋常性白斑、円形脱毛症などの病気にかかると、白髪が急に増加し、部分的に白髪が増えることもあります。病気が治れば、黒い髪が戻ることもあるのです。

・遺伝

白髪はなぜできるのかについては、遺伝的な原因で白髪になることもあります。白髪が生えやすい人、白髪が生え難い人など、遺伝的な要素が関わっているのです。

・栄養不足

良質タンパク質、ミネラル、ビタミンが不足し内臓の活動が低下し、血流量が少なくなることで白髪になる場合があります。

・ストレス

身体にストレスがかかると毛細血管が収縮し毛母細胞の働きが低下するので、白髪ができる原因の一つといわれています。職場の人間関係、学校での友達関係、ママともの人間関係、育児の不安など精神的な不安や心配が重なると白髪になることもあるのです。

3. 「湯シャン」で白髪の改善

湯だけで髪の毛を洗う「湯シャン」の方が増えてきています。お湯の温度が40度ぐらいですとシャンプーをつけて洗うのと同じぐらいお湯そのものに洗浄力があります。

「湯シャン」を続けていると、毛根が深く根を張るようになってきて、健康的な頭皮が生まれます。頭皮への刺激が減り、頭皮が健康的になって分厚くなり、少しずつですが白髪の改善に近づくのです。

頭皮にシャワーヘッドを押しつけ、お湯を満遍なくかけながら水圧で汚れを浮き上がらせ、空いている手で、頭皮をなでるようにしながら「湯シャン」をしましょう。

また、頭皮の皮脂を竹櫛でブラッシングすることで、「湯シャン」前に髪の毛の汚れをある程度落とすことができ、かつ毛先にまで皮脂をなじませることもできます。毛先から竹櫛でもつれなどをほぐし、徐々に頭皮の方まで竹櫛で通し、最後は頭皮に刺激が届くようにブラッシングします。

タオルドライは優しく丁寧に行い、濡れている髪をギシギシ強くタオルなどで拭くことのないようにしてください。

また、ドライヤーで髪の毛を乾燥させる時、毛先が若干湿っている感じで止めます。これで頭皮の乾燥や毛先の損傷などを防げるのです。

「湯シャン」を始めると、黒髪が生えやすい環境が整います。「湯シャン」の効果で元気になった頭皮から太い髪の毛が生えやすくなり、抜け毛、薄毛予防に効果があります。

頭皮を取り巻く環境がよくなってくると、抜け毛が減り、髪がツヤツヤし、べたつきがなくなり、頭皮の臭いやかゆみも減ります。

「湯シャン」を始めたばかりの頃は、一時的に髪の毛がべたつきますが、「湯シャン」を継続すれば、髪の毛はサラサラになり艶も出てくるようになります。

また、最近では、脱毛症やアトピー性皮膚炎の方が、食用のお酢を薄めたものを使って髪の毛を洗っている「酢シャン」も増えていますね。

4. 白髪の原因となる食べ物は?

成長ホルモンの分泌はその日最後の食事後13時間後に始まるとされ、食事の回数を制限するか、または食事の量を制限することで成長ホルモンの分泌を促すことができます。空腹感を味わうことが重要なのです。

成長ホルモンの分泌をじゃまするものに、糖分、炭水化物があります。糖を摂取したときに分泌されるインスリンと成長ホルモンはぶつかり合うため、糖、炭水化物などを控えるだけで白髪が生えるのを抑制することができます。

ごはん、パン、じゃがいも、チョコレート、清涼飲料水などを制限すればいいだけです。糖尿病の患者に実は白髪の方が多いのです。

5. 若白髪の原因は?

若白髪はなぜできるのか?若白髪は30代未満で白髪の本数が数十本以上生えている人の白髪を若白髪と呼ぶようです。若白髪の原因は遺伝的な要素が多いとされ、白髪の発生年齢が低いほど、遺伝や病気の影響によることが多いとされています。

原因としては、遺伝(人種)、遺伝(両親)、性別、病気、ストレス、たばこなどが挙げられます。

・遺伝(人種)

人種で白髪の発生年齢に差があります。
白人:34±10歳
黄色人種:39歳±9歳、
黒人:44歳±10歳

・遺伝(両親)

白髪はなぜできるのかというと両親の遺伝と因果関係が高いといわれています。両親のどちらかもしくは、両親とも若白髪の症状が出ていたのであれば、若白髪になる可能性が高いです。

・性別

男性は女性と比べると、3~5歳程度、白髪になる年齢が早いといわれています。

・病気

若くても病気が発症すれば白髪になることがあります。
甲状腺疾患、神経線維腫症、結節性硬化症などで白髪を発生します。

・ストレス

職場での人間関係、学校での人間関係などが積み重なって若白髪を発生することがあります。

・たばこ

たばこは若白髪の原因の1つです。喫煙者と非喫煙者を比べると4倍以上喫煙者の方が若白髪の発生率が高いとアメリカサイエンス誌が発表しています。

また、レアなケースですが、子供の若白髪というのもありまして、生まれたときから同じ場所にある白髪は一度皮膚科で診察してもらったほうがいいです。

突然一箇所にまとまって白髪が生えてきた場合などは、皮膚炎を起こしている可能性もありますので、こういった場合も一度皮膚科で診てもらいましょう。

おわりに

いかがでしたでしょうか?

白髪が生えるメカニズムは分かってきていても、白髪はなぜできるのかといった根源的なことはまだ解明されていないので、これからの研究を待ちたいところです。白髪が生えることは何かの身体のサインなのかもしれませんね。


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